静岡の木の家・自然素材の家をデザインする焼津市・藤枝市など県中部で活動しています一級建築士事務所 ナカムラ設計アトリエ です。
あなたの夢をかたちに・暮らしをデザイン
一級建築士事務所 ナカムラ設計アトリエ
〒425-0074 静岡県焼津市柳新屋998-8
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今まで使用していた障子や框戸をまた使います。床の高さを下げましたので、増渕をして対応しました。きれいな木の色が増渕です。これも後で塗装して色合せします。
内部 既設の丸太梁及び梁は、水拭き後オイル仕上げで新規に取付けました造作材は、既存の梁の色合せで塗装します。
洋室の丸太梁です。まだ塗りたてですので、ツヤがありますが、乾くと自然な色になります。
既設の土壁ジュラク塗りの上に水性のペイントを塗ります。まずは、パテ処理です。
既設の玄関ポーチタイルが15枚ほど欠けたり割れたりしていますので、修繕しました。既設のタイルはもう無いので、タイル屋さんにステップ先のタイルを新たに貼ってもらいます。
色は、少し濃くなりますがステップ用の滑り止めタイルでもあるので、気にならないです。
サイズが違うので、タイルをカットして貼ります。
大工さんにレンジ台吊り戸棚の箱を製作。後日建具を付けます。
既存の雨戸箱に杉板をはりました。後日塗装します。
蟻害があった土間からの上り框。被害が状況を確認。
被害部分を撤去し、新たにヒノキ材を下地に入れ替えました。
昨日の行った隣の部屋の天井下地組です。何とかまとまりました。
本日で細かい所がありますが、ほぼ外壁ガルバリュウム鋼板張が完了です。
解体後、天井裏から丸太梁が出てきました。これを見た瞬間室内に見せたいを思い、大工さんにお願いして丸太を現ししました。
ただ、天井位置をどのようにしたら丸太がきれいに見えるのか?また施工が出来るのか?色々試行錯誤結果何とか丸太梁がきれいに見える様に下地を組む事が出いました。
明日は、もう一部屋の天井に取り掛かります。丸太が真っすぐではないので今日の様にうまくいくかまた思考錯誤します。
床断熱材取付です。断熱材は、硬質スチレンフォーム材厚さ5㎝です。断熱材にはグラスウールを代表とする繊維系もありますが、床下断熱は湿気対策を考慮して湿気に強いスチレンフォームを採用しました。
床下地に28㎜構造用合板を張りました。床下地として木材の根太を打ってその上に厚さ12㎜の構造用合板を張る方法もありますが、コストカットと床剛性を高める目的で今回厚さ28㎜合板を張りました。
大引材9㎝角材の間に断熱材を充填するのですが、断熱材の落下防止にピンを取付ています。丸太の土台の部分は、木材を添えての対応です。
ウッドデッキに出るハキダシサッシ枠取付です。大きな窓です。水平垂直を確認して本締めです。
明日の天気予報は雨なので、外部透湿防水紙を張ってもらいました。まだ外壁工事の完了までちょっと空きますので、とりあえず透湿防水紙で雨をしのぎます。
柱と土台・梁の接合部は制震仕口ダンパーと引抜き防止金物で補強しました。仕口ダンパーは、柱と梁にも取付予定です。仕口ダンパーは地震力を軽減する役割をしてくれます。
屋根材の役物取付です。
取合い部分の加工。
全景
蟻害があったところに穴を空けて薬剤を注入。
外部1Mまで薬剤処理を行います。
内部土壌処理と床下地材に薬剤散布。
内部給排水配管工事。ちょおと前までは給水管は塩ビ管、給湯管は銅管でしたは現在はポリブデン管で配管します。ホースみたいな管に保温材がすでに巻いてあります。接続はプッシュロックで接続します。便利な材が出来ました。
今日から電気配線工事です。古民家で既存の土壁や天井を残したり、開口部が多くあるなどちょっと電気屋さん泣かせです。今回は床下配線を多用しますので、床合板を張る前に工事して頂いています。
本日から設備工事を始めました。排水管はトイレの汚水管とキッチンなどの雑排水管の2系統になります。排水勾配のチェックは、水道屋さん用の勾配用の水平器があり水泡がわざと1/100勾配や2/100勾配になると水泡が不平になるように作ってありますのでそれで勾配を確認しながら配管の高さを設定します。
土中埋設管も下地となる堀高さをチェックし、配管でもチェックして正しく配管していきます。
耐力面材の本締めしました。面材によって釘の種類・長さ・打つピッチが異なり、その耐力も異なります。ダイライトMS(基準耐力6.6KN/m剛性1030KN/ran/m)で耐震設計しています。正しく数値が発揮されるには、正しく施工されていなければなりません。
LDKに薪ストーブを設置します。煙突が屋根を貫通しますので、その煙突が通す囲いを大工さんに製作取付をしてもらいました。
天井下地がまだ未施工なので、とりあえず長めに製作して後で天井に合わせてカットします。
屋根立上り部分の寸法確認です。雨漏りの無いように防水処理を行います。
先日解体した部分の屋根に新たに構造用合板野地板を張りました。既存の屋根を切り離した部分の納まりは、ちょっと難解でした。
まだ残っています既存瓦の部分は、屋根瓦撤去後にまた施工となります。
全景です。
先日解体した部分の屋根が玄関ポーチ屋根と繋がっていましたので、その個所を延長します。現場の梁の高さや梁同士の継手など寸法を確認しながら現場にて加工しました。
梁の継手は、鎌継手です。継手としてはポピュラーな継手ですが、木造の継手などの加工は、今工場機械加工が主流ですのでこのように手加工することは珍しくなりました。今の若い大工さんは加工しませんので、だんだん継手など加工できる職人さんが減りこのような仕事も出来る職人さんも限られると実感しました。
きれいにピッタリと継手が収まりました。
ちょっと前までは大引き束も木材で施工していましたが、今はこの鋼製束が主流です。大引きは床下地ですので、大引きの高さが揃っていないと床鳴りなどの不具合がでます。鋼製束は、ボルトの調整で高さの微調整が可能ですのでとても便利な物です。
外壁下地の間柱取付です。
外壁下地ならびに耐力面材ダイライトの仮止めです。茶色い色がダイライトです。足元と筋カイに代わる地震による変形に耐える大事な壁になります。
外部鋼管足場設置しました。30年位前までは丸太足場でした。この母屋建築当時は当然丸太足場だったと思います。丸太足場の材は、今でいうSDEsで間伐材で建築材料では使えない小径木材を使用していましたが、腐ったりなどして危険なのでもう組むことはなくなりました。
外壁撤去しますので、こちらの面は屋根までの掛けています。
引き続き床下地大引きの設置作業です。
昨日の瓦撤去は北面のみで完了です。残りのは日を改めての作業となります。
棟に付いていた鬼瓦です。写真ですと大きさが分りにくいですが、約50㎝はあります。立派です。家紋付きで職人さん手作業の作品です。
床下地大引材受の束石の設置をしました。通りを通すために糸を張って位置決めをし足元はコンクリートで固めます。
コンクリート基礎が無く柱が石の上に乗っている基礎です。柱の下廻りを耐震パネルで固定しましたが、万が一柱が移動し石からズレた時を想定し、余裕が少ない箇所をコンクリートで広げました。
コンクリートの高さは、石の上端あわせです。
この柱は、外部柱でかなり足元が痛んでいる状態でした。取替え不可能な構造なので柱をボルトで締めて添える事にしました。そのためのコンクリート基礎です。
本日から屋根瓦撤去工事を開始しました。ご覧の通り昔の家の瓦は土葺きと言って粘土のような土で瓦を固定しました。ですので非常に重いです。
瓦自体が重い上に土がこれだけ乗っていますので、耐震性はかなり劣ります。今回の工事では屋根をガルバリュウム鋼板の屋根に葺き替え頭を軽くします。これだけでもかなり耐震性はアップします。
ちょっと屋根勾配が急なので安全に配慮して施工してもらっています。
昨日の続きの作業です。床下地合板28㎜の下地を兼ねて耐震パネルの強度アップ材の取付作業です。
床下地の高さより丸太土台の反り分少し高い箇所があり打合せ中です。レジェンド再登場です。若い頃にこのような古民家を作っていいたので、勝手知ったるものです。
本日でほぼ内部解体工事完了しました。骨組み状態です。古民家なので足元は通しヌキで絡めてあり建物に基礎が無く柱が石の上に乗っている状態です。
今の建物の基準である基礎を作りますと建物をジャッキアップして浮かして基礎を造る事になります。それでは建築費用がかなり掛かりますので、今回は柱の足元を耐力パネルで固める方法を採用しました。この下地に耐力面材を大工さん張ってもらいます。
耐力パネル下地全景です。このパネルの上に数か所耐力壁を作ります。
床下に沢山の木材がありました。この材は、亡くなったお爺さまが使おうとお置いておいたのか?それとも施工した大工さんが、補修材に置いておいたのか?よくわかりませんがこのような造りの家の床下に木材がありますとシロアリを呼びやすいですし、現にシロアリ被害を受けているか箇所もありました。事前調査で蟻害を確認していましたので防蟻処理など対策済みです。
大分床下地の撤去が進みました。あと少しで内部解体が終了です。
現在使用します木材は平角で断面はすべて四角形ですが、昔は丸太を使用する事が多かったです。この建物の小屋組に大きな丸太を使用していますが土台も丸太を使用し、また根太も丸太を二つ割りにして使用していました。材が丸い分仕事が大変だっただろうと想像します。昔の大工さんは、手間を惜しまずに仕事をしたんだなと感心しました。
以前の炉の後(下地)だと推測します。内部はレンガを積んで耐火してありました。
切り離す基礎が、玄関ポーチの下に入り込んで基礎を撤去しますとポーチの床タイルも破損してしまいますので、急遽斫る事にしました。解体しないと分からない事が多いです。
ナカムラ設計アトリエ
代表者:中村 敬彦
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